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2008年3月 3日

iSCSI(2)

土曜日にExpress5800が届き、HDDその他を増設してすぐさまCent5.1をインストール。どうにもHDDが遅いと思ったらSerialATAがCompatible(レガシーエミュレーション?)で動いていたので、BIOSから [I/O Device configuration ] → SerialATA : SATA Controller Mode Option → [ Enhanced ] と設定。3MB/sec しか出ていなかったのが、スペック通りの 60MB/sec くらいは出るようになりました。

インストールを終えて設置をした訳ですが、改めてマシンをよく見てみると・・・これ1万4000円とは思えないほどイイ出来です。シャーシもきっちりエッジが処理してあるのは勿論、整備性も良くエアフローもばっちり。写真とかはよそ様のページで見つけたのでリンクを張っておきます

ietd の設定はこのへんとかこのへんを参照してもらうとして、実際どーなのよというところをまとめてみます。

いいところ:

非常に快適です。
USBにごちゃごちゃ繋がずともEtherケーブルだけで各種ストレージが繋がって、USB2.0と同じくらいのスピードで読み書きが出来るってのは素晴らしい。

多重化の設計がやりやすい。
LVMで管理している論理ドライブをターゲットにできるので、即ちLVM側で多重化構成にしたディスクでも、シングルのディスクと同じ感覚で利用できるということです。

世代管理も(条件付きで)できる。
仮想ディスク(dd if=/dev/zero of=hoge.img bs=1k count=1000000 とかやって作る空ファイル)をターゲットにできるので、単純にファイルコピーすれば「昨日までのディスク」ってな感じで世代管理ができます。ただし、アクセス中にはやらんほうが良いでしょうけどね。

注意しないといけないところ:

イーサにそれなりに負荷が掛かります。
たくさんのマシンからガンガンiSCSIで読み書きをすると、スイッチが音を上げそうな気がします。試せる環境が無いんでこれは憶測。

サーバもかなり負荷が掛かります。
がりがりファイルI/Oを発生させていると、当然のように遅くなります。遅いマシンをサーバにすると、あんまり面白くない結果になりそうです。

SMB経由のファイルサーバと比べると:

これだけで共有はできません。
あくまでSCSIの置き換えなので、共有するとかそういう話は上のレイヤで実装することになります。

動的な容量拡張はファイルシステム依存になります。
上と同じく、「HDD買ってきたから容量大きくするぜhehe」という話はファイルシステム側が対応してないと無理です。Windowsだったらパーティションマジックとか使えばいいのかな?

で、本題のTimeMachineですが、フツーに使えております。初回バックアップは全部書き込みに行くので時間が掛かってますが、差分だけなら快適でしょう。たぶん。
玄箱も本日で役目を終え、取り出したHDDはext3でフォーマットしてあったのでそのままExpress5800に繋げてマウント、Sambaで共有に出しております。プラスチックが硬く(ついでに脆く)なってたので、HDDは玄箱を破壊して取り出すしかなかったのが残念。5年も使えたので、まあ天寿は全うしたんじゃないでしょーかね。

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コメント(4)

こんにちは。
iSCSI、興味津々です。

>これだけで共有はできません。

 ど素人質問なんですが、iSCSI自体は排他マウントで、一度に複数台からマウントして使うことはできないってことですか?
 同じディスク領域指定してターゲット複数作ったらエラいことになりそうだしw。
 一番速く使いたいマシンに対してiSCSI、他に対してはSambaで公開、なんてことはできたりするんでしょうか??

>古田さん

こんちわっす。同時マウントはFATやNTFSの場合難しそうです。排他処理とかが実装されてないので。ご質問のような実装をする場合、「一番速く使いたいマシン」がsmbサーバになるという方法になります。あんまり面白くないですw
試しにFAT32のドライブを2つのイニシエータからマウントしてみましたが、片方がやった変更はもう片方に伝わらず、更に後から書いた方は先に書いたファイルを破壊してくれるので全く実用になりませんでした。写真や映像とかの入ったストレージをこうやって同時マウントしてしまうと、Thumbs.db を書きに行ってディレクトリ丸ごとダメになっちゃうかも。
OCFS2とかの同時マウントが考慮されてるクラスタリングファイルシステムならいいんでしょうけど・・・クライアントOSからそれを使うのは流石に骨が折れる、というか方法が今のところなさそうです。

>「一番速く使いたいマシン」がsmbサーバになる

 なるほど。排他制御とか考えると無難そうですね。
 ただそれだとそのマシンも常時起動しなくちゃならなくて、じゃぁそのマシンにディスクぶらさげとけば良くね?って話になるので、普通の用途だとあまり意味ないですね(^^;)。

 iSCSIサーバー側に高性能なRAID組んで集約したいとかって人向けか。家庭だと、騒音源であるHDDを集約するとか(異常音に気づけなさそうw)。

んですねー。今回は「TimeMachineが通常の共有ファイルシステムを利用できない」という問題があって、そのソリューションだったのでうまくハマったのですが。
本来はエンタープライズ向けの技術ですが、ノートPC等のモバイルデバイスにもいいんじゃないかと思っています。802.11nならそれなりに速度も出そうですし。(まだ試してませんが)

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このページは、sakura2kが2008年3月 3日 00:48に書いた記事です。

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