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2006年5月18日

web屋とSI屋の違い

すっかり体調を崩してしまい、今日は早めに帰宅。自宅に戻ると551蓬莱(京都みやげw)の豚まんが転がっていたのでそれを貪るように平らげて気付いたら寝てた、という状況。本格的に眠る前に、今回の疲れの原因である、ココ数ヶ月「SI屋とweb屋の違い」でハマった事例をいくつか並べておくことにする。

  • リリースという概念はない
    言うまでもなく、SI屋的な発想である「リリース」という概念は(単機能モジュールの実装以外では)ない。あくまでも「ローンチ」であり、期日まで死ぬほど頑張って燃え尽きても、まだ先がある。SI屋的発想の「リリース日の後に倒れればいいや」なんていう体調管理はそもそも仕事が出来ないし、スケジュールの詰め方も緩めにしておく必要がある。
  • 管理インタフェースの洗練よりサイト自体の見栄えが優先
    今まで手がけて来たようなシステムでは、管理用インタフェースと出力結果の品質向上に掛けられるパワーが50:50であった。どちらも美しく実装が可能な状況、スケジュールであればもちろん問題はないのだが、状況により取捨選択せざるを得ないときに「出力結果を運用カバーする」というオプションを選ぶことになる。この場合言うまでもなく、顧客が評価する部分は管理インタフェースであり(顧客はバックエンドで何をやっているかなどもちろん理解していない)、結果を例えば excel か何かで少し弄ってから他のシステムに渡すという実装方法になっても、それほど怒られない・・・こともある。(ニュアンスだけ汲み取って欲しい)web屋の仕事ではもちろん大切なのはサイトの見栄えであり、当然ながら評価の対象となるのはCMSの操作性よりもサイト自体であり、完璧が求められる部分となるのである。極端な話、10:90でもなんとかなってしまうという事である。
  • バックエンドの作りは仕様変更に対し柔軟でなければならない
    SI屋の作るシステムでも同じ事は言えるが、それ以上に仕様変更に対して柔軟な対応が出来るシステムでなければならない。デザイン変更が頻繁に発生したとしても、それに対してスグに追随できる物である必要がある上、出力すべきデータが定型的なものでは無いことも多々ある。仕様変更時の逃げとして常套手段である「技術的に無理です」はもちろん通用しない。そもそもキッチリとした仕様でガチガチに縛ったシステムではないので当然ではあるのだが。
  • 土日に定期メンテなんていう運用体制はあり得ない
    これは当然そうで、土日はもちろん、平日の深夜早朝でもビジターは来る。SI屋の仕事でもシステムの性格によっては100%ノンストップのシステムを求められることがあるが、多くの場合営業時間外に修正を掛けたりということが可能である。が、web屋の仕事では(広告のついているサイトは特に)ダウンタイム=損害というのを念頭に置いてシステムの設計を行わなければならない。関連して、「リリースしたからこの開発機は別のプロジェクトに」なんてこともできない。機能追加が発生した場合、実機を開発に利用できない事が多いからである。場合によっては実機とのコンテンツのシンクロが取れた開発機が常に必要になるかもしれない。

こんなところかな。
さて寝直しますかね。

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コメント(1)

モーニングの連載で、SI屋が出向でゲーム会社のマネージメントをするなんて話がありましたが、現実としてはそれぞれ全く別業界ですわな。
暇つぶしでやっている大学の案件がまさにそんな感じ。
管理画面:ユーザー画面は当初、本気で10:90だし、今でも30:70だね。

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このページは、sakura2kが2006年5月18日 01:14に書いた記事です。

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