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2005年11月22日

あれから10年

先週末から悩まされている風邪のおかげで、いまいち体調が優れないのだけど、一応記念すべき日であるので一つエントリを。
Windows95 の発売から、本日で10年になる。私はその頃高校生だったが、秋葉原での発売記念イベントに参加していた覚えがある。今は全く違う店になっている旧ヤマギワソフト館の最上階(だったかな)でBattle Techをやりながら発売を待ち、石丸の店員が寂しそうに揚げていたコロッケをパクつきながら右手にはWindowsの入った袋を提げて、「革命」とまで言われたOSを楽しみに・・・してなかったんだけどね、β使ってたから(笑

その頃に他のOSを使っていた向きには、何が「革命」的なのかイマイチ分からなかったのではないかと思う。既に他の先進的なOSに実装されていた、
・GUIシェル
・TCP/IPプロトコルスタック
・簡易的なWebブラウザ
・圧縮された動画/音楽のOSレベルサポート(or アプリ標準添付)
これらのものが、AT互換機若しくはPC-98x1の上でメーカーサポートつきで動いた、というのが「革命」だったのである。悲しいかな MacOS はこの頃サードパーティー製マシンにライセンス供与してみたりと迷走状態であったし、爆発的に普及した Linux kernel 2.2 のリリースまでにはまだ時間が掛かっていた。このタイミングで、既に存在する多くのマシンを対象とした革命を起こしたというのがMSの功績なのである。GUIはコンピュータ操作の敷居をかなり下げ、インターネットは「回線」に繋ぐだけで中身はブラックボックスのままで良くなったし、ブラウザを起動するだけで一通りのネット利用はできるようになった。

かくして一般ユーザでも気軽にインターネットというインフラを使えるようになったのが95年である。回線速度や料金も年々下がって行き、約7,000円/月・64kbps(但し23時〜朝8時)から、約5,000円/月・10〜100Mbpsと更に使いやすい料金になり、携帯電話とともに新たな公共料金としての位置づけを得たのではなかと思う。以前は通信費といえば電話代の月3,000円程度だったものが、今では固定電話2,000円+携帯電話5,000円×人数+インターネット回線5,000円と負担額だけでも4倍近いものを受け入れる世帯が増えた。ここまででインフラはかなりの速度で成長を遂げて来た訳だが、来る次の10年でワイヤレス化した後は爆発的な成長は無いであろう。枯れたインフラとして十数年そのままではないかと思う。

なにも10年単位で物事を考える必要性は必ずしも無いし、全てのモノが成長を前提に市場形成されているわけではないが、たまには振り返ってみることにする。

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