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2005年10月18日

iPod専門テレビ局「PodTV」が開局--100チャンネルを無料で

iPod専門テレビ局「PodTV」が開局--100チャンネルを無料で
ライブを含むストリーミング放送と比べ、PodCastのような配信方法が優れているのは、

1. (配信側)設備への負荷が少ない
2. (配信側)それでも負荷が高い場合、ミラーリング等で簡単に負荷分散できる
3. (受信側)場所を選ばず、好きな時に見始められ、好きな時に止め、好きな時に再開できる
4. (受信側)保存できる物が多い

1は言うまでもなく、同時接続数が減るからである。2は解説すると少し難しいが、ストリーミングは負荷分散に大規模なシステムが必要になる。ファイルベースの配信なら、ファイルのコピーを既に存在する他所のサーバに置くだけなので、掛かるコスト抑えられるであろう。
3は視聴システム自体の変化であるから受け入れられない人も居るかもしれないが、毎日放送が始まるのをTVの前で正座して待っているよりは、通勤電車の中で見たほうが効率的である。4はオマケだが、DRMの関係で一度見たら消える等する物もあるが、いつまでも取っておける物もある。

こう列挙してみると、小さな会社が「放送局」を持つ事もあながち非現実的ではないし、月曜の夜9時に視聴者が見るのは、人気よりも実力のある役者になるかもしれない。TVというメディアに関わるもの全てが大きく変わるであろうと予測できるが、それは本当に視聴者というものを考えて出した結論かと自分で疑問に思った。

何故か?
例えば小中高大それぞれの年代の子が居る夫婦の家庭を想像して、誰が一番TVを見ているかを考えて欲しい。子が全部女の子であれば、夜7時からのバラエティ→ドラマとTVを見っぱなしというのも珍しくはない。子が男の子だと、仕事を終えて帰って来た父親と野球中継を見て、晩酌で酔った父親がうとうとし始めた頃に中継は終わって次はバラエティと、これもまた長く見ていそうである。しかしどちらも、主婦が見ている時間には敵わない。主婦にも家事という仕事はあるものの、会社や学校と違い「ながら視」を規制するものはない。某半島産ドラマに熱狂的なのも、みのもんたが「健康に効く」と言った食材を買いに走るのも、「あるある」でやってた健康法を試すのも、大体は主婦なのである。

で、それがどう絡んでくるのかは言うまでもなく、ネット放送を見ながらせんべいを齧って茶を啜るおばちゃんは、まだ少ない。というか、たぶん居てもゼロと誤差の範囲。ましてやそれをiPodに入れて持ち歩く人なんて居ないのではないかと思う。もちろん調べた訳じゃないので憶測に過ぎないのだが。

世の主婦が多チャンネルTVにやっと慣れて来た(参考:うちの母親w)ところなので、次はどうやってPC、もしくはネット配信のSTBを夜ではなく昼のリビングルームの中心に据えるかを考えてはどうかな。そこを取り込めば、小さな放送局でも「メディア」としてやっていけるのではないかと思う。視聴者は局がどこかなんて考えない。日テレの番組をフジで流しても、同じ視聴率になるだろう。同じように、PCやSTBをリビングルームの中心に持って来られれば、それがGyaOだってYahooだって、同じ視聴率になるのではないか。

こういったガジェットや配信方法に慣れている上に仕事で向き合っていたりすると、一番上で列挙したような利点ばかり挙げてしまうが、そんなことは一般ユーザにとって比較的どうでもいい事だったりする。

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 iPodに動画再生機能が付いたからには、このようなサービスは遅かれ早かれ始まると思っていましたが、意外に早く始まりましたね。 続きを読む

コメント(2)

iTunesであれば、サーバが固定できるので、STB化しやすい利点はあると思われますな。
実家のTVは、次に買う(おそらくデジタル化時)暁にはPC接続を視野に入れてます。
もちろん、リビングで仕事するためじゃなくて、動画配信を見見たり動画ファイル閲覧、という用途なんで、それに向いたSTBが出れば、安定性からもそちらを買うでしょうな。
現時点ではGyaoのSTBが欲しかったり。

やっぱ、3mくらい離れたところからリモコンでオペレーションできないと、不便で仕方が無い。PCって、ディスプレイに至近距離で向かい合って使うものだからね・・・。

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このページは、sakura2kが2005年10月18日 10:02に書いた記事です。

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